溶接ビード切除装置の設計・施工を行うエイテクトの外面チョッパーについてご紹介します。

• 炭素鋼・ステンレス・ハイテンなどのパイプ外接ビードを切削します。
• 外接ビードの切削に適応したバイトを設計・製作します。
• バイトの交換や中継ぎが通管する際にバイトを逃がしますが、スクリュージャッキのみ使用する固定式と、スクリュージャッキに油圧/空圧シリンダーを追加したクイック式の2種類があります。

• どちらもバイトの切削位置を自動で調整する機能を装備しています。スクリュージャッキを利用してビード切削の安定化を図っています。

  クイック式・・・油圧/空圧を使用してパイプの中継ぎ時にライン停止させずにODバイトを逃がします。

  ODバイト4面使用のものと1面使用があります。
  ODバイトを4面使用するものはスローアウェイチップ専用ですが、1面使用のものはロー付けバイトも使用可能です。

  固定式・・・ODバイト交換時のみ使用します。

• ビードの切断には、回転刃を採用しています。ラインスピードに適応した刃数（3、4、5、6枚刃）にしています。
• ラインスピードに同期同調機能をとることによりノッチ傷がゼロです。
• ならい機構が無いので、チョッパー停止位置は常に一定です。
• チョッパー高さ調整機能を全て装備しています。
  一度調整すると、その高さを記憶して同じ高さに再現できます。
• 軽くて小さな切断ビードでも、エアーを使ってスムーズに排出できます。

溶接ビードの処理に一般的に使用されている「ワインダー」という除去装置は、作業によってたまったビードを定期的に処理するための担当者が必要です。ビードを処理するために作業の進捗状況を細かくチェックする必要もあるため、そこで従業員の工数が増えてしまいます。

エイテクトがご提案している製品は、全自動による溶接ビードの切除が可能です。ビードの処理も全自動で行われるため、いちいち従業員が作業の進捗状況を確認する必要も、ビードを処理する必要もありません。

鋼管製作を行うために今までは必要だったコストを削減できるため、多くのお客様から大変お喜びいただいております。コストの削減をお考えでしたら、ぜひご相談ください。